日常で起こった小さな出来事を出来るだけ壮大に書き上げます。
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就職してからとある賃貸マンションに3年住んでおりました。
ビジネス街にある普通の単身者向けマンションで、家賃も街中としては妥当なものです。 そこを引越しして随分経った今、たった3年住んだだけにしてはトラブルすごかったなと、ふと思いました。 トラブル1つ1つについてはマンションあるあるでしかないのですが、 土地的な治安は悪くなかったように感じたにも関わらず、 3年でトラブルのフルコースを味わいました。 部屋数が結構あったので、母数を考えると加害者の割合が少ないです。 その少ない加害者の被害先が全部私(トラブルによっては周辺の住民も)だったという災難でした。 そうやって思い返して、なんであんだけ治安が悪くなかったのに、数少ない問題のある住民の問題行為の被害が全部こっちに来たんだって思うと、なかなか腹立たしいです。 これから一人暮らしを始める方、何の参考にもなりませんが、読んで頂けたらと思います。 以下、私が単身者向けマンションで過ごした3年間で受けた被害です。 ・鉢を焦がされる いきなり放火未遂されました。 (なんでこんなところに鉢が、って私も思いますが、ベランダの仕切り周辺を散らかしてはいません。) 環境や構造上、隣から投げ込まれる以外の選択肢はありません。 管理会社に言ってからはなくなったのですが、家帰ったら家燃えてるかもしれない、寝たら死ぬかもしれないと当分気持ちが休まりませんでした。 ・駐輪ルールも守れない人にバイクスペースを汚される ある日、自分のバイクスペースに、歯ブラシを擦ったような汚い跡が付けられていました。 擦ったであろう歯ブラシも私のスペースにポイ。 どう考えても私の隣のバイクスペースに停めている無断駐輪チャリじゃねぇかバカヤロー。 なんでって、バイクスペースなんて一番遠いのに、それも他に空いてるバイクスペースもあるのに、わざわざ他人がバイクを停めているスペースに擦り付ける人なんて、隣に無断で停めている人以外いないでしょう。 掃除のおっちゃんが綺麗にしてくれたし、これもこの限りでしたが、 こういうことが出来るレベルの人マジでいるんだ...と驚いた出来事です。 後述の野良猫問題が発生してからは、猫じゃらしが捨てられたりもしていました。 これも同様の理由で、隣の無断駐輪野郎しか考えられず。 みみっちい被害のわりに腹がたちました。 ・配送指定ミス 緊急の郵便物なんて来ないので、郵便受けを開けるのは週1程度。 ある日、郵便受けを開けると、頼んだ覚えがないのに4,5枚の郵便物不在票が入っていました。 住所と部屋番号は合っているけど宛先が別人。 別の日、また不在票が何枚か。 更に別の日に、ピンポーン「佐川急便でーす。(別人)さんのお荷物をお届けに伺いましたー」 また別の日、また不在票。 またまた別の日には、宅配ボックスに荷物を入れた旨を書いた不在票(単身者向けで宅配ボックスが空くことが珍しく、ボックスに入れられたのはそれが初)。 いや、宅配ボックスに入れられたら、その荷物については部屋番号の住民(私)の責任になってしまうから、取り出すしかないやん... 別人宛の不在票は複数の配送業者から来ていたので、業者でなく別人さんの方が住所をミスったのでしょう。 宅配ボックスに入ってしまったのは2回あって、1回は配送業者自らが「間違えました」って取りに来て(多分連絡あったんだろう)、もう1回は2週間近く待ってみたが来ないので、配送業者に連絡して取りに来てもらいました。 宅配ボックスに届いた時点で間違ってますよって連絡しても良かったでしょうが、上述の目に遭ってなおの話だったので頭にきて何もしようと思いませんでした。 それ以降は別人さんの不在票や荷物は来なくなりましたが、 ・大量に入った不在票をそのまま捨てるわけにもいかず、全部シュレッダー(手動)する労力を使った ・荷物返却の為に業者を待つ時間を使った ・返却依頼の電話代を使った 約2ヶ月の間、この手間が単発で発生していて結構うざかったです。 別に賠償を求めるわけじゃないんですけど、別人さんからのごめんは欲しかったです。 ・隣の騒音 集合住宅トラブルあるある。 しかも、加害者は常識が通じない、言葉通りのDQNだったでござる。 普通にウェーイしている騒ぎ声だったり(叫び声、金切り声がメイン)、 ベランダでハンズフリーにして、洗濯物を干しながら女の人と会話をしていたり(お隣さんの声どころか電話主の声が丸聞こえ)、 スピーカー直置きなのか、ズンズン音が響いたり、 こちらが聞こえるくらいのテレビの音だったり、 週1~2回ですが夜11時12時まで響く騒音の種類はバラエティに富んでいました。 反対隣の部屋からは、住民の性別だけでなく壁の薄さも違ったのか、全然聞こえませんでした。 ベランダに出ている時に、おぉ案外反対隣からの生活音聞こえるなってくらい。 騒音が出ていたのはだいたい2年くらいの間で、その間管理会社には合計3回苦情を言いました。 苦情の回数がまさにDQN。 3回管理会社に電話して、結果的に効果がなかったことに驚き。 しかも1回目の苦情電話は、DQNには「管理会社からの電話は出るべき」という一般知識も無かったのか、管理会社からの電話が何度もあったはずなのに出なかったようで、保証人=保護者に連絡がいき、保護者経由で一旦静かになるという猿っぷり。 きつめに言うようにお願いした3回目の苦情から2週間ほどで騒音が復活したので、とうとう実力行使にでました。 (色々な理由があると思いますが実力行使はだめな行為です。 でも管理会社の方がDQNに言った内容は「夜の騒音やめてください」でしかないわけで、何度も苦情が行っているはずなのに騒音を出すのであれば、管理会社の効果がないということになります。) すごいテレビの音がうるさかった夜です。 かつてないほどの殺意を持って、何度も何度も壁ドン。 洋画でおばさんが主人公の部屋のドアを叩くように乱暴に。 壁ドンするうちにみるみるうちに小さくなっていく音量。 このDQNは、口で言うよりも身体で理解させないと駄目だったようでした。 これ以降は騒音はさっぱりなくなりました。 が、効果があるかないか分かる前にDQNが引っ越ししたようなので本当のところはわかりません。 何にせよ、マンションのデメリットを盛大に被った災難でした。 ・野良猫被害 酷かった。ほんと酷かった。 これも今の部屋に引っ越すまであと半年、みたいな時に起こった話で、しかも解決はしなかったです。 そもそも、野良猫に関して、私は3つの問題を解決せねばならなかったのです。 ①バイクカバーへの糞害(掃除してもまた糞されるかもしれない恐怖) ②バイクのシートへの被害(ノミがいるかもしれない猫が乗ったところにまたがるんか?) ③要するに野良猫に餌を与えている人からの被害(質が悪かった) ①バイクカバーへの糞害 わかりやすい糞被害。誰が臭い糞がついたカバーを洗うんだ?誰が代わりを買ってくれるんだ? 私だ!! カバーは結局捨てて、引っ越すまではカバーは怖くて付けられませんでした。 砂埃が被りやすくなって、バイクに細かい傷が多めにできたかもしれませんが仕方がありません。 ②バイクのシートへの被害 野良猫がバイクのシートに毎日乗るようになりました。 野良猫なんてどこを歩いているかもわからないし体調、害虫管理もちゃんとされていないのでノミがいるかもしれません。 じゃあノミもシートにつくかもしれないじゃん! シートといったら滑らかなイメージですが、私のシートには緩衝ゲルを撒いていて、そのゲルが、網目状の凹凸面になっているのですよ。 つまりノミなんかは潜みやすい構造。 猫は毎日乗ってくるもんですし、どのタイミングでノミが潜まれるかわかったもんじゃないです。 そうなると、そのまま乗って股間部に被害が出ては悲しいので、毎日毎日掃除する日が続きました。 それも、掃除しても薬剤を周辺に撒いても毎日乗ってきます。 一生このまま、ノミに怯えて毎日いらない掃除をする地獄が続くのかと恐ろしかったです。 最終的に、トゲトゲシートを巻きつけて、乗ってこなくなりました。 ③要するに野良猫に餌を与えている人からの被害 ①も②も、要するに餌を与えるだけ与えて、他の人が受けている迷惑には目を向けない人からの被害なんですよね。 荒れそうな話ですが、この主張については、正直間違っていないと思います。 猫に餌を与える人が、 餌を上げた猫が乗ったバイクの掃除と、 他の人が駐輪場に正しく置いている私物に擦り付けた糞の始末、 何ならどこかで抜け落ちた抜け毛の始末までを、 被害者に報告した上で毎日毎日ちゃんと尻拭いし続けてくれれば、私は文句言わなかったですよ。 猫に餌を与えるだけ与えて、糞害や害虫で他人に間接的に迷惑をかけて知らんぷりって、結構自分勝手じゃないでしょうか。 餌付けさえしなかったら野良猫は寄らないわけで、そうすれば私は、バイクシートを捨てることもなく(損害約1500円)、薬剤を沢山買っては試すこともなく(損害約3000円)、それによるストレスが溜まることも(精神的損害プライスレス)、なかったのです。 こうしてみると安っぽい金額ですけど、若者にとっては飲み会1回分が猫に持って行かれた気分だし、何より精神面の健康維持が大変だったんですよ。 野良猫に餌付けしたおばさんの話に脱線してきたので、話をもとに戻します。 猫を寄せ付けないことも大事ですが、そもそも猫が寄ってくる仕組み(人への教育)をなんとかしないと、新しい野良猫が来た時にまた被害を被ることになります。 なんとかするためには、やはり管理会社へ苦情を出すことしかできません。 しかし、管理会社への苦情というのは、即効性があまりないように感じられました(騒音の件は相手がDQNだったのもあるけど)。 でも、野良猫の餌やりはすぐにでも止めて欲しかったので、匿名性を持った苦情という形で、普通の人なら餌付けを止めてくれるような手段を考えました。 空になった餌入れを、猫への餌やりを止めて欲しい旨を簡潔に書いた袋で包んで置いておきました。 効果がなかったので(!)その後、管理会社に苦情を出しました。 管理会社からの回答としては、貼り紙を貼るほか、カメラがついているので、それで餌付け住民を特定して、(特定できたならば)直接苦情を述べるという立派な回答を頂きました。 そうして、一時期猫一匹も見かけないようになりました。 しかしそれもつかの間、見つからないように餌をやるようになったのです。 猫はマンションの裏口に居座るようになりました。どこで餌を与えているのかよくわかります。 私のバイクは、トゲトゲのおかげか変わらず被害はありませんでした。 でも、また糞でも付けられたら?トゲトゲに効果が無かったら?と思うと、とても安心はできず、毎日帰宅時に猫とバイクを見に行く始末でした。 ある日マンションの1Fがゲロのような臭い(人間のゲロとはちょっと違うような臭い)と、 赤い何かがなすりつけられたような跡がてんてんとありました。 人間のゲロであればわかりやすくぶちまけてあるでしょうが、そういったものはなく、ただ赤くて汚いものが擦り付けられていた感じでした。 確定ではないですが、これも猫でしょう。都会中の都会のような場所のマンションだったので、動物もおらず、他に考えられる要素が無いのです。 この時はもう引っ越す直前。 犯人がこの人だと断定ができなかったので、文句も言えず赤いゲロがどうなったのかもわからず結局野良猫問題はこのまま分からずじまいです。 私が最後に過ごした半年は、野良猫と、餌付け住民との戦いで終わりました。 犯人も、このおばさんだろうなってのはわかっていましたが、どうしても決定打を見つけられず、文句を言えずじまいで終わってしまったことが、今となっては悔しいです。 どうせ引っ越していなくなるのなら、 どんだけ被害を与えている非常識な行為なのかを全部ぶちまけてしまいたかったです。 これが、たった3年で起こったトラブル(全部被害者)の全貌です。 受ける被害1つ1つが地味でも全然小さくなくて、二度とあのマンションに戻りたくないと思っています。 もっと動いていれば(タバコは放火未遂なので警察案件、野良猫犯人はおばさんの可能性が高かったので聞き込めたかもしれない、など)今の気持ちは違ったと思いますが、結局何かを未遂に防げることはなく、ただ被害を受けるだけなので、不快であることに変わりはないのでしょう。 今の場所は、騒音もほぼないし、タバコポイする人もいませんし、駐輪場も無断駐輪がしっかり取り締まられていて、同様に治安も悪くないです。 野良猫の被害はまだ受けていませんがこの地域の方が酷そうなのが懸念点ですけどね... 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