私→エド
仲がいいバイト君→リン
店長→大佐
字が汚い所は気合いで読んでいただければ
あと、漫画（？）の細かいところはフェイク（嘘）だったりします。
（９割方実話、残りは絵で表現するのが面倒だったため、違う表現にしたのでフェイク）
ちなみに、店長と誕生日が近いNさんは「サプライズとかやめてよね。そういう、人に感化されて出てくる感情表現が苦手だから、祝ってくれる人のためにわざわざ喜ぶ顔をするのが面倒。内心は嬉しいが、表情は出てこないよ。」って言っていたので、スルーこそしないものの「年取りましたね！」と祝っておいた。
店長を祝う企画
Q.何故仲がいいバイト君（以下S君）が早上がりするとまずいのか
A.早々と出ていく→閉店までの数時間を、潰す場所がない
普段彼は上がると、自分でまかない作って食って早々と出て行くからである。
計画としては、
閉店後店長がレジ処理のため、しばらく奥に引っ込む
↓
レジ処理をやらない日はない＝絶対に隙は生まれるので、その間にケーキを、預けていた独身バイトの家から持っていく
↓
息を殺して、せーの
↓
「はっぴばーすでーとぅーゆー」
↓
店長号泣
どうせこんなうまい事行かないから、まあ、喜んでもらえるならと
んで、某百貨店内の人気の店（超リーズナブル）で、ホールのチョコケーキを購入
しかし、店から一番近い独身バイトさんの家に置く予定が、用事で家にいられないから預けることができないとのことで、店から二番目に家が近い私の家に置くことに。
好きなケーキでホールタイプなんて指定した事ないくせにわがまま言ってんじゃねー
んで、そのまま営業に入る我々
S君の行動が不審過ぎて一発でわかっちゃう店長
まあ不審と一言で言っても、そういう点はいくらかあったようで
雨で客が来なかったので、普段より早い時間に上がるS君
・まかないを作って帰るわけでもなく、客のいないお座敷部屋へしばらく引っ込む
・何故か途中で外に出る（これはコーヒーを買いに行っただけで別に他意はなかったらしい）
・私も早めに上がり、S君のいるお座敷へ引っ込む（違和感が確信へと変わる。しかし、私としては、上がる→バイトの日課を書くためにお座敷へ引っ込む、という一連の流れは普段通りの行動だったわけで、これで確信へと変えた店長は鋭い）
・上がる直前、S君がいないのを不審がった私が「S君どこにいる？」と新人に尋ねる→新人が「S君どこにいる？って六花さんが」→なんで探してるの？と（これは私の盲点）
・お座敷で、閉店時間までの時間潰し場所を会議中（やっぱり何かやるんだな、と思ったらしい）
喫茶店で時間を潰すか、と一旦店を出ることに。「店長、お先失礼します。お疲れ様です。」
・新人に「店長の誕生日云々」「店長の誕生日いつですか？」「今日だよ」っていう会話をした後の事だった。新人が言っちゃう「店長、誕生日おめでとうございます」「おお、ありがとう」←店長は新人に誕生日を教えていない。つまり私かS君がしゃべったはずだが、２人から「おめでとう」の一言が出てきていない＝２人とも後で来るんだな。
・絵に描いたようにS君が店長によそよそしい
しかも閉店前に他店の店長がプリン持って来て「おめでとうございますー」・・・。先越された上にサプライズになってないっていう。
実際の話、店長自身はバイト達から愛されている自覚はあったから（むしろ無い方が強い自覚持てるよね）、プレゼント渡すなり何かしらの事はしてくれるだろうとは思っていたらしい（これは傲慢というよりは、まあ、普通の事だろうね）。
だから、物置に必要なもの取りに行った際、物置開けたら、見てはいけないサプライズ用のケーキなりプレゼントなりが出てくるんじゃないかとすっごい躊躇（過去にそういうのがあったらしい）。
しかし物置なんて、店長が触る確率が０ではない場所に隠す細うっかりさんではない。
何というか、全体的に我々の考え不足過ぎて。
遅れて祝いに駆けつけてくれた独身バイトさんが、店長から事の顛末を聞いて「詰めが甘いってレベルじゃないでしょｗｗｗｗ」って笑ってた。
しかし、言い訳がましくなるが、相手が悪かったとも言える（鋭すぎる。いかに私らの事ちゃんと見ているかがよくわかる）
・S君が上がってからさっと帰る
・新人ちゃんが「おめでとう」と言った際、私らも同じように言ってから去る
（実際の所、新人ちゃんが「おめでとう」と言ったのを私は知らんかったから、半分くらいは不可抗力）
・他店舗の店長が来ない
こうなっていればちょっとは行動が読めなくなって分からんかったかもしれん。と笑って言った店長、一生ではないが、私らはついていきます。
ちなみに、この日の行動が普段通り、超普通、私らのケーキと一緒にプレゼント渡す時まで普通、っていうありえないまでの平常心を保ち続けた、店一番のマイペース君が、行動が読めない点では一番サプライズ過ぎて分からなかったんだそうだ。
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